「人生を変えた本」は誇大広告

人生を変えてくれた本」という触れ込みで、本が紹介されていることがある。

本の帯やソーシャルメディア上で目にする表現だけど、大袈裟だし誇大広告だと思ってた。

けれど、本を読むことで考え方行動に影響が出ることはある。

その考え方に基づく行動が新たな習慣となって、その人の人格の一部となるなら、その本は「人生を変えた」と言っていいのかもしれない。

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この記事を読んでくださりありがとうございます。

最初に告白しておくと、僕は元々「本が大好き」というわけではありませんでした

20歳になる頃まではあまり本を読まずに育ちました。(その理由も自覚しているので、機会があればお話します。ヒント:読書感想文と受験国語)

ですが、大学生の途中から少しずつ本を読めるようになり、30歳が徐々に見えてきた最近では毎日何かしらの本を読んでいます。その中で、僕の血肉になっている本・なってほしい本にも出会ってきました。

意識行動を変えた本」「変わった意識と行動が習慣になって今の自分を作ってくれている本」もありましたし、「一時的に意識と行動に影響を与えたものの習慣にまではならなかった本」もたくさんあります。

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すでに自分の一部となっている習慣も、元を辿るとどこから来ているのか分からなくなっていることがあります。本を読むこと自体が目的ではないので、どの本が自分の一部となったかは分からなくても問題はないですが、少し勿体ない気もします。

ですので、このサイトでは僕が読んで面白かった本を紹介して、どうして意識・行動が変わったかを備忘録として残そうと思います。潜在的にその本を求めている方に僕が書いた記事が届いて、その本を読んだ結果、人生が変わったと思ってもらえたら嬉しいです。

また、すでにその本を読んだ人とは、共感したり、違う視点を提供しあったり、「その本が面白かったなら、この本も面白いかもしれないですよ」みたいな情報交換ができたら最高です。

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備忘録を兼ねているのでもう一つ、大切なテーマがあります。

それは「面白くなかった本も、理由とともに書き残す」ということです。

その本を買うために仕事で稼いだお金を使い、体力(HP)と精神力(MP)も使い、そして何より人生で最も貴重な時間を使ったのに、全く面白くない、役にも立たない本というのは存在します。

そういう本を読んだことも記録として残しておくのは、著者や出版社を批判するためではなく、自分自身を戒めるためです。

面白くない/役に立たない本の記録を残しておくことで、そういう本の傾向・パターンを把握して、今後そのような本に貴重なリソース(時間・お金・HP・MP)を投下せずに済む確率を上げたいのです。(繰り返しになりますが、面白くない/役に立たないは、「僕にとって」という意味です)

そして僕と同じ理由でその本が不要な人には、貴重なリソースを、より価値のある他の活動に振り分けてもらえたら、世界がもっと良い場所になることに貢献したことになると考えています。

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普通に働いている普通の人間なので、年に読める本は大体50冊くらい(週1ペース)だと思います。もっとも、面白くないと分かって読みかけでやめる本や、買ったけど読む気が失せた本とかも入れると100冊くらいはいけるかもしれません。

いずれにしてもリソースが限られている中なので、良かった本は血肉となるよう書き残し、悪い本は自戒の念を込めて書き残し、「無駄な読書」を極限まで減らしていきたいと思います。エコ&コスパです(語呂悪い?)

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最後まで読んでくださりありがとうございました。

よろしくお願いします!

Remote | りもと

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